漫画の話『第七女子会彷徨』
この漫画は日常シュールギャグ漫画とでも言えばよいのか
高校入学と同時に友達を組み与えられる「友達選定システム」で、友達番号7番としてペアを組んだ金やんと高木さんの二人のコミカルな日常(ブラックユーモアありまくりだが)がくすりとした笑いを誘う。あとほっこりする。
独特な世界観と、奇抜な発想の発明品?の数々、
謎の生物やら訳の分からない展開やら、独自の雰囲気を醸し出している。
どうしたらこんな発想が出てくるのだろうと毎回読むたびに思う。
おそらく特に意図していなかったであろうたまに出てくる意味のわからない伏線の数々を見事なまでに強引に?回収し、すごいと思った。
どの漫画にもあるが、途中で絵柄が描き慣れてくるにつれて簡略化され丸くなってくる。
個人的には初期の絵柄のほうが好きではある。
最終的にとても共感と感動があり、こみ上げてくるものがあった。なんの感情かはわからない。
とても好きな漫画で、読み返すたびに作者さんと話をしてみたいなーと常々思う。
全10巻です。